はじめに
我が家は2021年12月に完成し、2022年10月に第一子が誕生しました。
家を作ろうと考えたときは、まだ家族計画についてはまっさらな状態でした。漠然とこんな話はしていました。
子どもって何人ほしい?私は2人かなあ・・・
そうだね、2人かなあ・・・
家づくりで間取りを考える際、子どものいる生活を考えて家づくりをするかしないかということは皆さんも考えるポイントではないでしょうか。
私たちは、子どもを育てる期間の生活を重視しませんでした。
試しにX(旧Twitter)でアンケートを取ってみたところこんな結果になりました。
興味本位で聞くんですが、
— ミカン~のんびり🚶♀️🏡~ (@mikankontaHOUSE) September 10, 2023
皆さんのお家って子育てをすることを考えて建てましたか?#家づくりの聞いてみたい
59名の方が答えてくださった中では、ほぼ半々の結果となりました。
今回は我が家の暮らしを踏まえて、子育てを重きを置かずに家づくりした場合のメリットやデメリットをまとめました。
・家づくりの中心を子育てに置くか迷っている
・これから家づくりをするけど何から考えればいいか分からない
・まだ子どもはいないけど家づくりをする予定
では行きましょうGOGO!!
我が家の間取り
我が家の間取り図です。ポイントを箇条書きでまとめました。
・LDKに大開口の窓を設置
・子ども部屋は1部屋のみ
・和室はあえて扉をつけずにロールスクリーンで仕切っている
・各部屋個別の収納は無し
私たちが家づくりをする際、話したことがありました。
子ども部屋ってどうしようか?
1部屋かな…子どものための家づくりはしない方向で行こう。
夫からこう言われて私も納得しました。そのため、我が家には子ども部屋が一つしかありません。
きょうだいができて異性だった場合でも一部屋で対応しようと考えています。
子どもはいずれ実家を巣立っていくものだと考えました。
私は、きょうだいが3人いますが、私以外の二人は県外の大学に進学し、18歳で家を出ています。
その後それぞれ結婚し、実家から離れた場所でそれぞれ暮らしています。
18歳で子どもが巣立った後、子どもが30歳で生まれていたとして子どもが巣立つとき48歳。
現在の日本人の平均寿命は男性が81.47歳。女性が87.57歳(2022年現在)。どちらも80歳を超えているので、30年以上が子どもがいない状態で暮らすことが考えられます。
特に我が家は近くに大学や専門学校もない田舎住まい。恐らく子どもは成人を機に実家を離れて暮らす確率が高いと考えました。
子育てを優先しない家づくりメリット
子育てを優先せずに建てた家。
我が家が現在住んでいて感じるメリットを2つ挙げます。
コスト削減
部屋数が増えるとコストも多くなってしまいます。部屋を増やすと家の坪数も大きくなるし、建具や窓も増えます。
子ども部屋を全く作らないという極端な考え方もアリかと思います。
最近ではリビング学習と言う言葉も流行っています。子ども部屋の必要性も昔ほどはないのかもしれません。
我が家は1部屋だけ子ども部屋を作りました。
もし別々の部屋が必要になった場合は一部屋を区切って使用する予定です。
子どもが小さく、子ども部屋を使っていない現在は子どものおむつやおしりふきのストックを置いたり子どもが触ると危ないようなものを置く部屋として活用しています。
また、部屋数を減らしてコストを削減できた分、外構工事にお金をかけることができました。
歳をとったときに管理がしやすい
現在は仕事も家事も精一杯頑張れる時期。あと20年はその時期が続くと考えています。
しかし定年後はどうでしょうか。広い家の管理は体力的に大変になってくると予想しています。
実は私の実家がそうなんです。私の実家は中古で購入した一軒家。母が40代のバリバリ働いている時期に購入しました。
実家の間取りは5DKの2階建て。昔ながらの造りです。とても広く、端の部屋から端の部屋へは声が届かないほどです。
引っ越した当初は私も高校生。姉兄は家を出ていましたが、母は子どもが地元に帰ってくると想定したそうです。
現在、母は60代。まだ仕事こそしていますが、子どもは皆結婚して家を出ています。
姉は一度地元へ就職しましたが、その後上京しました。
兄も一時期実家で暮らしていた時期がありましたが、職場の都合で県外に暮らすことになりました。
今は子どもが家を出てしまい、母が一人で住んでいますが、広すぎて管理しきらないと話しています。
そして、家自体も修復が必要な箇所も増えてきています。雨どいや網戸、壁紙やトイレ、お風呂。
雨どいや網戸、壁紙は家が広い分張り替える面積も広いのでコストがかかるため二の足を踏んでいます。
引っ越した当初はとっても広くて嬉しかったなあ!
子育てを優先しなかった家での子育ての現実
現在、始まったばかりの子育て。我が家は0歳児の子育てに奮闘しています。
子育て期間を考えずに作った我が家での子育てで感じるデメリットを考えてみました。
授乳や着替え時に大開口の窓のカーテンをその都度閉じないといけない
部屋数が少なく、メインで使うLDKと和室は大きな窓で外から丸見えな我が家。
授乳や着替えなど子育てにおいては不便な大開口の窓。
子育て優先に考えていれば大きな窓はつけなかったかもしれません。
現在、日中は必要に応じてレースのカーテンをその都度閉めています。
乳幼児期に子どもをどこで寝かせるか
我が家の寝室は6畳です。現在はシングルベッド2台置いたらいっぱいです。
子どもがここで一緒に寝るには少し狭いため、横並びにベビーベッドを置こうとしましたが入りません。
そのため初めは子どもだけ和室に寝かせていました。
幸い、壁を隔てていても子どもの泣き声は聞こえるので泣いたら駆け寄っていくようにしていました。
初めのうちは心配だったので、スイッチボットの見守りカメラを使用。
子どもが活発に動くようになると使用できなくなりましたが、ねんね期はお世話になりました。
収納が足りない?
子どもができてかなり物が増えたと感じています。
特に着替えは数が必要です。子どもの食べこぼしやおむつから漏れて汚れたなどでしょっちゅう着替えます。
我が家は各部屋に収納を作りませんでした。上の図で赤丸がついている部屋は収納をつけていません。
衣類は主にWICに収めています。
しかし子どもができた今、ここだけでは足りないのではないかと感じています。
今後子どもが増えた場合には考えないといけないなと考えています。
収納は後付けも可能なので気長に考えていきたいと思います。
和室に押し入れがあったら良かったかも・・・
まとめ
今回は家づくりをする中で子育てに重きを置かなかった我が家のメリットとデメリットをまとめました。
簡単にメリット・デメリットをまとめました。
デメリットはあるけど工夫すれば何てことないよね!
そうだね、暮らし始めれば何とでもなるもんだよ~
そうなんです。意外とどうしようもないことはないです。暮らしていけています。
これからも工夫しながら暮らしていきたいと思います。また、面白い工夫など見つかった時には記事にしたいと思うのでご期待ください♪
おしまい。
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