残りの146坪はお庭です。外構工事について初めは更地でもいいかと思い進めていましたが、我が家は最終的に家周りの工事だけではなく、お庭にも植栽やコケ、芝を植える工事を行いました。
完成した庭の写真はこちら↓
わたしたちは、合計5社の外構・造園業者と打ち合わせを行い、外構工事を3社に依頼しました。
これからそのいきさつを含めて、我が家の外構工事について解説していきます。
・我が家の外構工事についての考え方
・外構業者の選択肢について
・外構業者の選定方法について
外構工事への考え方
家づくりにかなり費用が掛かってしまい、外構にかけられるほど予算が残らなかった。
そもそもハウスメーカー提携の外構業者は高いとよく聞くし、外構計画は家が出来上がってから考える!
と思っていらっしゃる方も少なからずいるのではないでしょうか?
我が家がまさに、その考えでした。
わたしたちは住友林業の提携である住友林業緑化とはポスト・手摺の取付、カーポートの見積しか取りませんでした。
しかし、今家づくりを振り返ってみて外構工事について思うことはただ一つ!
外構工事は家づくりと同時進行で考えるべきです!
そう考えた理由はこれです!
家の外につける設備の調整がしやすい
家の外壁につける設備について先に外構計画がある程度考えていればおのずと配置も変わってきます。
例えば
EVコンセント、コンセント、エアコンの室外機など・・・
我が家の場合、土地が178坪、家自体は32坪です。このような場合、余白になる部分が広いのでカーポートやアプローチなど、どこに設置するかということを決めておかないと後で後悔することになりかねません。
どこにでも持ってくることができるからこそ、逆に位置関係を初めに決めておかなければなりません。
家の表裏は決まっているので、室外機などで後悔することは少ないかもしれません。
しかし、EVコンセントなどはカーポートの位置をあらかじめ考えておかなければ後から後悔することにつながります。
また庭が広い場合、コンセントの位置関係も大切です。
我が家では庭の芝刈りや家の周りを覆っている竹藪の伐採で電動カッターを使用することもあり、コンセントをよく使用します。
コンセントの設置場所を誤ってしまった場合に延長コードを追加で購入しなければならないという手間も発生します。
こういった設備は外壁に取付けることがほとんどであるため、家づくりと同時進行で打ち合わせが行われていきます。
幸いにも我が家では、住友林業緑化とカーポートの位置は打ち合わせで決めていました。
しかしコンセントの位置はあまり細かく打ち合わせしていなかったので延長コードで調整して使用しています。
後悔ポイントを作らないために、カーポートはここ、植栽は大体この辺に、ということくらいは家づくりの中で考えておきましょう。
外構業者の選択肢
冒頭でも触れましたが、我が家は合計で5社の外構・造園業者に見積依頼を行いました。
わたしたちは、庭の工事を3等分して考えることにしました。
①玄関ポスト、手すりの設置
②カーポート・アプローチ・家の周りの防草シートと砂利敷
③庭部分の植栽と花壇
なぜ、3等分して考えたかというと、一番大きいのは予算でした。特に③は初めの予定では全く考えていませんでした。
せめて①と②はできればいいな、という願望でいました。
検討した5社について提携業者である住友林業緑化以外をA社~D社として紹介します。
住友林業緑化
元々庭が広いこともあり、庭にかけられる予算は少ないと分かっていたので最低限の見積もりを依頼しました。
ちなみに住友林業との家づくりの打ち合わせで決めていた外構予算は165万円でした。
見積では以下の3点を依頼しました。
・玄関アプローチ洗い出し仕上、手摺設置
・車庫工事 カーポート無し
・壁付けポスト設置
これで130万円程の見積が出ました。確かに予算内には収まっていました。
しかしながらこちらの要望との折り合いがつかず、あまり良い提案もいただくことができなかったので、玄関の手摺と壁付けポストのみ依頼することになりました。
A社
A社は県内に2店舗と隣県に2店舗の合計4店舗展開している外構業者です。
インターネットで調べていたところ見つけたので依頼してみることになりました。
依頼した内容は以下の3点でした。
・アプローチ・インターロッキング見切り・蹴込階段・門柱設置
・外周防草シート・砂利敷
・車庫工事、カーポート2台用設置
以上で190万円程でした。
工事が立て込んでいるらしく、着工に時間がかかるとの説明がありました。また、カーポートも半月後に値上げの予定があることも知らされました。
わたしたちは外構工事を急いでいるわけではなかったので、特に問題ないことを伝え見積を提出してもらいました。
A社にはB社と同じ内容で見積もりを依頼して比較検討することになりました。
B社
B社は全国展開している外構業者です。
こちらもA社と同様インターネットで調べていて見つけました。
店舗はこじんまりとしていて、基本的に1人で打ち合わせ対応しているらしく、忙しそうなイメージを受けました。
ただ、A社よりは対応が紳士的でイメージは良かったです。
こちらへ依頼したのは以下の3点でした。
・アプローチ・インターロッキング見切り・蹴込階段・門柱設置
・外周防草シート・砂利敷
・車庫工事、カーポート2台用設置
(写真の植栽はイメージであり、実際はありません)
すべて含めて160万円程の見積金額でした。
A社とB社の比較検討の結果、B社の方がお得だったのでB社に家周り・アプローチ・カーポート設置の工事を依頼することになりました。
C社・D社について
C社・D社は外構業者というよりは造園業者です。初めは庭の部分の計画は無しでしたが、家が建ってから資金に少し余力があることが分かり、検討することになりました。
C社
C社は地元の造園業者で自社の植栽を育てる植物園を持っている会社です。
その庭園は有料で開放されています。わたしたちはまず、その植物園に行ってみました。
そのときのツイートがこちら↓
なかなかのファンキーな植物園に来ました😌 pic.twitter.com/0HRSMMcdt8
— ミカン~2022も突っ走れ!🏡🍊~ (@mikankontaHOUSE) October 31, 2021
D社
D社は夫が知っていた造園業者でした。最近では近くにできたカフェの庭園を仕上げたことで知られていました。
C社以外の業者にも、どんな庭ができるか提案を受けてみたいという気持ちで打ち合わせを依頼しました。
D社とはなかなか日程が合わず、打ち合わせをするまでに時間がかかりました。
初回の打ち合わせは夫しか参加できず・・・。
予算や、どのようにしたいか等を聞かれたようです。予算は200万円程度でお願いしました。
依頼した内容は、C社と同様目隠しをしつつ庭の植栽を植えるということでした。
後日、庭のパースと見積をいただきました。
目隠しにはブロックが使われていました。植栽は高木3本、中木2本、低木が複数植えられていました。
金額は220万円程でした。
C社とD社を比較検討しましたが、C社は予算を伝えていなかったので、予算はかなり超えていました。
ただ、パース図が最高によく、夫婦ともにとても気に入りました。
D社にはわたしたちの予算内でできる最大の提案をいただいたかと思います。
しかし、C社ほどのパースではなく、本当に最低限というイメージを受けました。
予算は超えていましたが、ここから重複していた工事をなくし、植栽の高さを調整することで金額を70万程減額し、C社に外構工事の庭部分を依頼することになりました。
我が家の外構業者選定方法
わたしたちは庭を3分割して外構工事を段階的に進めていきました。
予算の問題が一番大きかったです。
①玄関ポスト、手すりの設置
②カーポート・アプローチ・家の周りの防草シートと砂利敷
③庭部分の植栽と花壇
上記の3つのうち、③は余裕ができればやろうということにしていました。
家が出来上がったのが2021年12月。③の検討を始めたのが2021年10月頃でした。家づくりも終盤に差し掛かると、戻ってくるお金が出できたり、補助金などが確定してくることもあります。
その中で改めて予算を考え直して計画するのもいいと思います。
今回は我が家の外構業者選定について簡単にまとめました。
各業者との打ち合わせ等についても細かく記事にしていけたらいいなと思います♪
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